エアコンの空調能力は厨房がある店舗の環境では「換気」の条件に寄って大きく左右されてしまいます。
厨房などは油煙などが出るので当然フードを付けて煙を外へ排気しますので「負圧」になります。
そのため客席から厨房の方に風が流れる形が基本になります。
この換気作用を利用して厨房の臭いが客席側に行かないようにする役目も果たしております。
この換気による流れを利用して室内の空気をいつも綺麗に保つことが可能ですが外気の取り込みは室温にも影響をあたえ、適温を保とうとする空調に負担を与えてしまいます。
レンジフードの取り付けや換気扇の併設により新鮮な空気を換気することは重要なポイントでもありますが、このように空調への必要以上の能力を負担させるケースがございます。
店舗やオフィスによって換気の条件は様々です。それぞれの空調条件にみあった能力のエアコンの選定はこのような換気条件の把握から見直す必要がでてきます。
例えばよくみられるケースが店舗の内装を行う際、
天井裏のスペースの都合のため「排気」だけしか取れず「給気」がとれていない事がよくあります。
後になってでバランスをはかろうとして換気扇の設置をあやまると厨房の「負圧」が客室の圧と同程度になってしまい、厨房の臭いが客室に流れてしまう事があります。
エアコンの吹き出しの流れを影響しないよう換気扇との位置関係は注意しなければなりません。
例えばエアコン近くに換気扇があればエアコンの吹き出した流れが引っ張られ、片側の噴出しは
換気扇にいき、反対側の噴出しはエアコンの中央の吸い込みに入ってしまう場合があります。
この場合、エアコンの適温にした空気が店内に行き届かず、エアコンの付近で循環してしまい
「ショートサーキット」と呼ばれるエアコンが温度を勘違いしてしまう現象が起きてしまいます。
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